みかんの缶詰は太る?生のみかんとの違いと肥満を防ぐ食べ方について

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みかんの缶詰は太る?生のみかんとの違いと肥満を防ぐ食べ方について

手軽に食べられて美味しく、保存もきく果物の代表格ですが、「みかんの缶詰って太るんじゃないかな?」と心配になることってありませんか。

特にダイエット中の方や、小腹が空いた時の夜食としてよく食べている方は、あのトロッとした甘いシロップに含まれる糖質が気になりますよね。

また、健康面や糖尿病への影響を懸念して、食べるのをためらってしまう方もいるかもしれません。

私も甘いものが大好きなので、スーパーで見かけるとついつい手が伸びてしまう気持ちはすごくよく分かります。

でも、生のみかんと比べて栄養面でどのような違いがあるのか、そしてどうすればダイエット中でも安心して食べられるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、みかんの缶詰が「太りやすい」と言われる具体的な理由や、生のみかんとの違いを分かりやすく解説していきます。

さらに、ダイエット中でも罪悪感なく楽しめるちょっとした工夫や、おすすめの食べ方のコツもたっぷりと紹介していくので、ぜひ最後まで参考にしてみてくださいね。

この記事を読んでわかること
  • みかんの缶詰と生のみかんのカロリーや糖質の明確な違い
  • みかんの缶詰が太りやすいと言われる原因となるシロップの影響
  • ダイエット中でも太りにくい具体的な食べ方とアレンジレシピ
  • 健康に配慮した摂取量や食べるタイミングの目安

みかんの缶詰で太る原因と生のみかんとの栄養の違い

みかんの缶詰は甘くてジューシーで美味しいですが、生のみかんと比べるとどうしてもカロリーや糖質が高くなりがちなのが現実ですね。

ここでは、みかんの缶詰で太る原因は一体どこにあるのか、カロリーや栄養面での違いに注目しながら、一緒に深掘りしていこうと思います。

ダイエット中の糖質管理に欠かせないカロリー比較

ダイエットをしていると、どうしても毎日のカロリーや糖質の摂取量が気になりますよね。

まずは、基本となる「生のみかん」と「みかんの缶詰」で、どれくらい栄養成分が違うのかを具体的に比べてみましょう。

以下の表は、それぞれの可食部100gあたりに含まれる主な栄養成分を比較したものです。

栄養成分生のみかん(温州みかん)みかんの缶詰(シロップ漬)比較・備考
エネルギー49 kcal65〜72 kcal約1.3〜1.5倍に増加
糖質11.1 g15.0〜16.7 g約1.5倍に増加
食物繊維1.0 g0.6 g約40%の減少
ビタミンC32 mg25 mg加工時の熱などにより一部消失

表を見ると一目瞭然かなと思いますが、みかんの缶詰は生のみかんに比べてカロリーも糖質もかなり高くなっています。

これは主に、果肉が甘くて濃いシロップに漬け込まれていることが最大の原因ですね。

一方で、ダイエットの強い味方である「食物繊維」は減ってしまっているので、糖質制限を意識している方や、腹持ちを重視する方は少し注意が必要かもしれません。

(出典:【みかんのカロリー】1日2個までなら太る心配不要!ダイエットへの効果も解説|トクバイニュース(株式会社ロコガイド))

注意点:
ここで紹介している数値はあくまで一般的な目安です。

製品ごとのシロップの濃度(ライトシロップかヘビーシロップかなど)や製造方法によって、カロリーや糖質は大きく異なる場合がありますので、詳しい情報はパッケージの成分表示をしっかりとご確認くださいね。

夜食に食べると太る?就寝前の摂取が招く脂肪蓄積

小腹が空いた夜に、冷蔵庫に冷やしておいたつるっと食べられるみかんの缶詰を夜食にしている方もいるかもしれません。

でも、これが太る大きな原因になりやすいんです。

夜間は私たちの体のエネルギー消費がガクッと低下する時間帯です。

さらに、人間の体の中には脂肪の合成を促進し、分解を抑える「BMAL1(ビーマルワン)」というタンパク質が存在しています。

このBMAL1の分泌量が、夜遅く(特に午後10時から午前2時頃)になると急激に増えてしまいます。

つまり、同じカロリーのものを食べても、昼間より夜の方が脂肪として体に蓄積されやすいということですね。

(出典:時間帯を考えて太りにくい食べ方を!|大阪菓子健康保険組合(大阪菓子健康保険組合))

みかんの缶詰のように糖質がしっかり含まれているものを夜食にしてしまうと、このBMAL1の影響をモロに受けてしまいます。

ダイエットを成功させたいなら、夜間の摂取はグッと我慢して、翌朝の楽しみに取っておくのがおすすめかなと思います。

糖尿病への影響は?血糖値を急上昇させるシロップ

みかんの缶詰でどうしても気になるのは、やはりその甘さと美味しさを決める「シロップ」の存在ですよね。

一般的なシロップには、白砂糖やぶどう糖果糖液糖などがたっぷりと使われていますが、これらは体に吸収されやすい単純な構造をしています。

そのため、食べるとすぐに胃から腸へと運ばれてスピーディーに吸収され、血糖値を急激に跳ね上げてしまうリスク(いわゆる血糖値スパイク)があります。

血糖値が急激に上がると、私たちの体はそれを下げるために膵臓から「インスリン」というホルモンを大量に分泌します。

実はこのインスリンには、エネルギーとして使い切れずに余った糖を脂肪に変えて体内に蓄えるという働きがあるため、これが太るメカニズムに直結してしまうんです。

持病がある方への注意点:
糖尿病や脂質異常症などの持病がある方、または健康診断でその予備軍と指摘されている方は、自己流での食事療法はとても危険です。

最終的な判断や具体的な食事内容、果物の摂取量については、必ず専門家や主治医の先生にご相談ください。

食物繊維が不足?薄皮がないことで変わる吸収速度

冬場にこたつで生のみかんを食べる時、薄皮(じょうのう膜)や白い筋をきれいに剥かずにそのまま食べる方も多いですよね。

実はあの部分には「ペクチン」という水溶性食物繊維が豊富に含まれています。

食物繊維には、腸内環境を整えるだけでなく、糖の吸収を緩やかにしてくれるという素晴らしい効果があるんです。

しかし、みかんの缶詰の製造工程では、口当たりを良くしてシロップを染み込ませやすくするために、この薄皮が酸とアルカリの薬品を使って綺麗に溶かされ、取り除かれています。

もちろん、その後にしっかりと水洗い洗浄されているので安全性には全く問題はありませんが、栄養面で見ると大きな損失ですよね。

糖の吸収を邪魔してくれる薄皮がない状態の果肉を、甘いシロップと一緒に食べるわけですから、生のみかんに比べて糖がスッと体に吸収されてしまいます。

これも、みかんの缶詰が太りやすいと言われる隠れた理由の一つですね。

食べ過ぎで腹痛に?浸透圧性下痢と柑皮症の注意点

太ること以外にも、みかんの缶詰を一度に食べすぎると思わぬ体調トラブルが起きることがありますので、少し触れておきますね。

浸透圧性下痢と腹痛

みかんの缶詰のシロップなどに含まれる多量の糖分は、腸の中で浸透圧を高め、腸壁から腸の中に水分を引き出す作用があります。

これが原因で便の水分量が多くなりすぎたり、お腹がゴロゴロと痛くなったりする「浸透圧性下痢」を引き起こすことがあります。

冷たくて甘くて食べやすいからといって、一気に一缶まるごと食べるようなことは避けたほうがよさそうです。

手が黄色くなる柑皮症(かんぴしょう)

みかんをたくさん食べると手のひらや足の裏が黄色くなる現象、皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

これはみかんに豊富に含まれる「β-クリプトキサンチン」や「β-カロテン」といった色素が、血中に溶け込んで皮下脂肪に沈着することで起こります。

基本的には健康への直接的な害はなく、食べるのをやめれば自然と元に戻りますが、缶詰の場合は「カロリーと糖質を摂りすぎているサイン」として受け止めるのが良いかもしれません。

みかんの缶詰で太るのを防ぐダイエット中の食べ方

ここまで、みかんの缶詰が太りやすい理由はいろいろありましたが、だからといって完全に食べるのをやめる必要はありません。

少しの工夫を取り入れるだけで、ダイエット中でも罪悪感をグッと減らして楽しむことができます。

ここからは、具体的な食べ方のコツやアレンジ方法をご紹介していきますね。

シロップを捨てて糖質制限!太らないための工夫

一番簡単で、しかも効果が絶大な方法は、缶詰のシロップをしっかりと捨てることです。

「せっかくの甘い汁がもったいない…」と感じるかもしれませんが、シロップには果肉と同じかそれ以上の糖分が溶け込んでいます。

シロップを大さじ1杯(約15ml)飲むだけで、約23kcalも余分にエネルギーを摂取することになってしまうんです。

チリも積もればなんとやらですね。

おすすめのひと手間:
シロップをザルで捨てるだけでなく、果肉をザルにあけた状態で流水でサッと軽くすすぐのが特におすすめです。

これだけで、果肉の表面に付着している余分な糖分をさらに減らすことができますよ。

砂糖不使用の果汁漬けならダイエット中も安心

最近はスーパーやコンビニなどでも、甘い砂糖シロップの代わりに「濃縮還元果汁」に果実を漬け込んだ製品を見かけるようになりました。

白砂糖が添加されていない分、自然な甘さでカロリーも糖質もグッと抑えられています。

「どうしてもみかんの缶詰が食べたいけれど、ダイエットへの影響は最小限にしたい」という方は、パッケージの裏面を見て「果汁漬け」や「砂糖不使用」と書かれているヘルシーなものを選ぶように意識してみてくださいね。

ヨーグルトと食べて血糖値の上の上昇を緩やかにする

みかんの缶詰だけを単体で食べると血糖値が急激に上がりやすいですが、他の食材と組み合わせることでそのデメリットを上手くカバーできます。

私の一押しは、無糖のプレーンヨーグルトにトッピングする食べ方です。

ヨーグルトに含まれるタンパク質や脂質は、胃での滞留時間を長くし、食事全体のGI値(血糖値の上がりやすさを示す指標)を下げる働きがあります。

また、ヨーグルトの乳酸菌と、みかんにわずかに残っている食物繊維が組み合わさることで、腸内環境を整えるデトックス効果も期待できるんですよ。

おやつや朝食として食べるなら、ぜひヨーグルトとセットにしてみてください。

寒天でボリュームアップ!満腹感を作る痩せレシピ

缶詰のみかんは柔らかくてあまり噛まずに飲み込めてしまうため、満腹感を得にくいという欠点があります。

そこでおすすめしたいのが、粉寒天を使った手作りみかん寒天ゼリーです。

寒天がダイエットに良い理由:
寒天はほぼ100%が食物繊維でできており、カロリーはほぼゼロです。

お腹の中で水分を含んで膨らむので、少量でもしっかりとした満腹感が得られます。

さらに、寒天のゲル状の構造が糖質や脂質を包み込み、腸での吸収をゆっくりにしてくれる効果もあります。

シロップをしっかり切って洗ったみかんの果肉を、少量のラカントやエリスリトール(カロリーゼロ甘味料)で味付けした寒天液で固めるだけで、ヘルシーでボリューム満点のデザートが完成します。

お腹持ちもすごく良くなるので、間食のドカ食い防止にもぴったりですね。

1日の適量は?毎日200グラム運動を守って食べる

いくら食べ方を工夫したり、アレンジしたりしても、食べる量自体が多すぎれば元も子もありません。

適量を知るためには、農林水産省などが推奨している「毎日くだもの200グラム運動」を基準にするのが分かりやすいです。

生鮮の果物であれば1日200gが摂取の目安とされています。

(出典:農林水産省『毎日くだもの200グラム!』

しかし、みかんの缶詰は加工されている分、糖度が高くなっていることを考慮して、1日あたり固形量で100g〜150g程度(だいたい小鉢1杯分、缶詰半分くらい)に留めておくのが、太らないための安全ラインかなと思います。

また、食べるタイミングも夜ではなく、活動してエネルギーを消費しやすい日中(朝食やおやつタイム)にするのが鉄則です。

まとめ:みかんの缶詰で太るのを防ぐ賢い活用術

みかんの缶詰で太るリスクを減らしながら、美味しく楽しむためのポイントが見えてきたかと思います。

甘いシロップの存在や、製造工程での薄皮の除去など、どうしても太りやすい要素があるのは事実です。

しかし、「シロップをしっかり捨てる・洗う」「ヨーグルトや寒天と組み合わせる」「食べる量と時間をしっかり守る」といったルールを心がければ、ダイエット中でも上手に付き合っていくことができます。

毎日の食生活は、あまりにストイックに我慢しすぎるとストレスになってしまい、かえってリバウンドの原因にもなります。

正しい知識を持って、美味しく健康的にフルーツを取り入れてみてくださいね。

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